納税協会連合会青年部会連絡協議会は、11月26日（木）、ホテルニューオータニ大阪において、第２回「青年の集い」大阪大会を開催しました。
「青年の集い」は、納税協会の垣根を越えて、全青年部会員が交流できる場を提供することにより、納税協会・青年部会への参加意識を高めるとともに、納税協会の活性化等を図ることを目的としたもので、当日は、約１０００名の参加者を得ました。
第１部は、連合会青連協・市田副会長の開会のことば、連合会青連協・鶴原会長の開会あいさつ及び活動報告、連合会・野村会長のあいさつの後、大阪国税局・中村局長はじめ来賓の方々からあいさつがあり、続いて、関西大学大学院会計研究科教授の宮本勝浩氏による「関西経済の現状と青年経営者への期待～正確な情報の把握とブレークスルー～」と題した講演が行われました。
講演の中で宮本氏は、一人当たり県民所得などのデータを基に、企業、人口、情報等が東京に集中している現状とその背景を分析するとともに、関西経済活性化のポイントは、「面白い！やってみなはれ！」（サントリー創業者鳥井信治郎氏の言葉）に象徴されるチャレンジ精神とインスタントラーメンやプレハブ住宅などに代表される独創的な商品開発であると述べられました。また、企業経営には「正確な情報の把握と的確な判断」が必要であることを、桶狭間の戦いやワーテルローの戦いといった歴史上の出来事を例に挙げながら説明されました。
そして最後に、これからの関西経済を担う青年部会員に、大いに期待をしている旨述べられました。

第２部の意見交換会（異業種交流）では、まず、オープニングセレモニーとして、大阪らしく今宮戎神社の福娘さんから各ブロック青連協の代表者に「福」を授けていただきました。
次に、大阪府下青連協・北会長より開会のあいさつがあり、続いて、大阪府下青連協の代表による「ファイト宣言」が行われ、次代を担う経営者としての資質の向上を図るとともに、納税協会の事業活動の充実と活性化並びに会員増強に努め、納税協会の存在価値を更に高めていくことが、力強く宣言されました。
その後、連合会・吉田常任副会長による乾杯で、意見交換会が始まりました。途中、歌手の林田麻友子さんの河内音頭の歌声に合わせて、「河内音頭ふれあいの会」の方々と、ハッピを着た大阪府下納税協会青年部会の各部会長などがステージや会場で河内音頭を踊り、大阪らしいパフォーマンスに会場は大いに盛り上がりました。