第20回「税に関する論文」の募集について
公益財団法人納税協会連合会では、租税等に関する研究の奨励及び研究内容の向上並びに学術研究の助成に寄与すること等を目的として、第20回「税に関する論文」を募集します。
租税等について研究されている方であれば、どなたでもご応募いただけますので、奮ってご応募ください。
選考委員長からのあいさつ
「税に関する論文」は租税に関する優れた学術研究の奨励及び租税問題に対する国民の関心を高めることに寄与することを目的として、広く全国から募集しており、所期の成果を積み重ねて参りました。本年は、この賞も第20回を数えることになりましたが、年々優れた応募作品をいただき、本賞の評価も益々高まりつつあることは、喜ばしい限りであります。
優秀な応募作品を収録した「税に関する論文」入選論文集も19冊を数え、租税研究にあたり、不可欠の引用文献となっております。
本論文は、高水準の研究の一層の深化を目的とする教授、大学院生等を対象とする「専門家の部」と広く一般の税への関心を深めていただくことを狙いとする「一般の部」に大別して募集しております。また、税を多角的に分析する為には、研究分野も特に限定せず、租税論、租税法、税の経済学、租税制度、税務会計、租税史、租税政策等とどの学問分野からでも広く接近することができます。
新型コロナ禍以来、企業、大学等の行動様式は対面・リモートのハイブリッド方式へと転換され、自宅でじっくりものを考える機会も増えたものと存じます。専門家の皆さんは日ごろから税について理論的に研究したり、あるいは税の実務にあたり日頃から抱いている様々な疑問を考える良い機会ではありませんか。
税に関する論文を書いてみようと思われる方ならどなたでも自由に応募してみてください。税のことを考え直すまたとない良い機会になるものと思われます。国民の一人として税の問題を自由に考えぬいた意欲作品を専門、一般を問わず、多数応募して下さることを心からお待ちしております。
「税に関する論文」選考委員長
村井 正(関西大学名誉教授)
第20回「税に関する論文」の募集要項は、以下のとおりです。
応募期間
令和6年4月1日(月)~6月30日(日)
テーマ
租税・租税法・租税制度・租税論・税務会計等、税に関するものとし、テーマは自由です。
応募資格
租税等について研究されている方であれば、どなたでもご応募いただけます。
応募規定
(1)未公開のものに限ります。
※修士論文も応募可能です。
(2)単なる実務上の解説の域を出ていないもの、翻訳ものについては、応募できません。
(3)原稿は、原則Word形式 ※Word形式以外のものは、納税協会連合会までお問い合わせください。
横書きA4判・40字×30行、10.5ポイント~11ポイントの明朝体で、必ず日本語により執筆されたものとします。
(4)捏造・改ざん・盗用(自己盗用を含む)などの不正行為に当たるものは審査対象外とします。
※参考「研究活動における不正行為への対応等に関するガイドライン」(平成26年8月26日文部科学大臣決定)
(5)応募区分
1. 専門家の部(大学教授、准教授、講師、助教、助手、修士又は博士(学校教育法第104条に基づく学位)を取得した者、大学院生、判事、検事、弁護士、公認会計士、税理士及び国税・地方税に携わる公務員等)
2. 一般の部(大学の学部生等)
※応募者の職歴等を勘案して、応募区分を変更する場合があります。
(6)字数
1. 専門家の部 字数制限なし
2. 一般の部 10,000字以上
なお、注記、参考文献等は字数に含みます。また、図表は、1ページを1,200字とみなします。
注は、脚注として該当ページに記載してください。
(7)応募点数は、応募者1人につき1点とし、共同執筆も可とします。
上記要件を満たさないものは、審査対象外とします。
応募方法
論文のデータ(原則Word形式 ※Word形式以外のものは、納税協会連合会までお問い合わせください。)をE-mailに添付し、件名を第20回「税に関する論文」応募として、次のメールアドレス(rengokai@nk-net.co.jp)まで送信するとともに、以下の書類を締切日(6月30日)までに「税に関する論文」係へ送付してください。
○論文の出力原稿 ※目次をつけてください。
○要旨(800字以内)
○応募票 ※次のWord版又はPDF版どちらかをダウンロードし、所要事項を記入の上、印刷して提出してください。
【送付先】
公益財団法人 納税協会連合会「税に関する論文」係
〒540-0012
大阪市中央区谷町1-5-4
「税に関する論文」についてのご質問は、メール(rengokai@nk-net.co.jp)またはお電話(06-6942-2917)ください。
なお、応募された論文等は返却いたしませんので、ご了承ください。
選考委員・事前選考委員(敬称略)※所属等は、令和6年3月1日現在のものです。
- 選考委員長
村井 正(関西大学名誉教授) - 選考委員(50音順)
岡村 忠生(京都大学名誉教授)
鈴木 一水(神戸大学教授)
谷口 勢津夫(大阪学院大学教授・大阪大学名誉教授)
橋本 恭之(関西大学教授)
林 宜嗣(EBPM研究所代表・前 関西学院大学教授)
宮本 十至子(立命館大学教授)
- 事前選考委員(50音順)
岸田 光正(税理士)
辻󠄀 美枝(関西大学教授)
濵田 洋(兵庫県立大学准教授)
横山 直子(大阪産業大学教授)
賞金
優秀賞 50万円
奨励賞 30万円
納税協会特別賞 10万円
優秀賞 30万円
奨励賞 20万円
納税協会特別賞 10万円
※ 応募規定を満たした応募者には、参加賞を進呈いたします。
入選論文
入選論文は、「税に関する論文・入選論文集」として取りまとめて、大学、研究機関、図書館等に寄贈します。
- 入選者には、11月中(予定)に通知します。
- 入選論文の著作権及び出版権は、公益財団法人納税協会連合会に帰属します。
- 過去の入選論文は、こちらからご覧いただけます。
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