会長訪問

何事も「誠心誠意」で取り組みながら地道な努力で地域に貢献する

ゴルフでリフレッシュする

休日はどのように過ごされているのですか。

　特にこれといった趣味はなく、ゴルフに行くことが休日の楽しみといえるでしょうか。仕事のお付き合いとは違い、仲間と集まるのを楽しみにしています。兵庫県吉川町のゴルフ場など、福知山から車で１時間ほどですから、気軽に行くことができますしね。
　スコアを気にすることもなく、気の置けない友人たちとのゴルフなので、一緒にまわることで気分の切り替えになっています。健康にも良いですし、広々とした緑の中で１日過ごすのですから、何よりのリフレッシュになっていると思います。
　そのほか、最近まで愛犬の散歩のために毎日歩いていたのですが、亡くなってしまったため途絶えています。寂しい気持ちを乗り越えて、自分でまた何か始めなくてはと思っています。

地域に根差して取り組む

会長の座右の銘は何ですか。

　社是としても謳っているもので、「誠心誠意」です。何にでも共通して言えることでしょうが、嘘は許されません。何事も誠意を持って取り組むしかないと思っています。
　当社の主な業務は農薬の販売です。　かつては医薬の卸売販売をしていたのですが、他社と合併して医薬の卸部門は新会社に移行しました。農薬の販売のほか松枯れ防止の薬剤施工、工業薬品販売など他の部門がそのまま残り、それを私が受け継ぐことになったのです。そうした転換期に会社を受け継いで以来、地道に努力を続けています。
　京都府の農業は北部では米、中部は野菜、南部はお茶という特色があります。そうした地域性にも対応しながら、京都府全域を中心に北近畿エリアで営業を行っています。

地域に根差した営業をされているのですね。

　農薬には劇物や毒物もありますから、正しい説明を行うのはもちろんのこと、厳重な管理を行うのは言うまでもありません。そういう意味でも真面目な取組は不可欠といえるでしょう。

では最後に、納税協会の会長としての課題と抱負をお願いします。

　福知山納税協会は昭和27年に設立され、今年で66年目を迎えます。その歴史と伝統に恥じないように取り組んでいきたいと思っています。税に対する正しい知識を深め、納税道義の高揚を図ることを第一の目的としながら、公益を担う民間団体として、会員の皆様はもちろん一般の方々にも参考になるような活動を広めていきたいと考えています。
　現在、個人部と広報部が担当する確定申告の会場案内等のお手伝いのほか、青年部が中心になって行っている租税教室に力を入れています。租税教室とは青年部の会員が講師として小学校に出向いて税金に関する授業を行うもので、これまで３校の学校で行っていたものを８校に増やしました。講師を担当する人は、事前に研修を受けてから授業を行います。小学生相手の授業は日頃経験することのないものですから、戸惑うこともあるかもしれませんが、租税教室を終えた後は「面白くて自分自身も勉強になった」という満足の声をもらっています。青年部会員はちょうど小学生の親と同じ世代にあたるので、小学生の皆さんも親しみを持って話を聞いてくれるようです。
　また、法人部が年に１回開催する講演会「トップセミナー」は、毎回好評をいただいています。学識者を招いて時代に即したテーマで講演いただくもので、これは会員以外の方も無料で受講できるものです。今年は海洋問題に造詣が深い東海大学教授の山田吉彦氏の講演会を実施しました。
　このような活動に取り組みながら、今後も尽力してまいりますので、どうぞよろしくお願いいたします。

本日はありがとうございました。