会長訪問

お客様を第一に考えながら「有言実行」で一つひとつ実現させていく

朝型の生活で自分の時間をつくる

会長の趣味を教えてください。

　趣味といえるものはないのですが、ジム通いは５年ほど続けています。マシンを使ってのランニングや筋トレを週に２回、２時間から２時間半程度しています。やはり健康年齢が大事ですからね。体調を維持していかなくてはと思って続けています。
　ゴルフは、以前はよく行っていたのですが、今は誘われればお付き合いさせていただく程度です。そのかわりゴルフ場ではカートに乗らない主義で、走ったり歩いたりしています。
歩くことは苦にならないので、仕事中も、事業本部のある本町から難波や梅田まで出かける時は、たいてい歩いて行くんですよ。

ジムには仕事の後に行かれるのですか。

　そうです。出勤をできるだけ早くし、朝の間に書類整理を全て終えるようにしています。そのかわり定時には退社し、終わった後はジムに行ったりゴルフの練習に行ったり、自分の時間に使うようにしています。
　お盆やゴールデンウイークなど、まとまった休みがとれる時は家族で海外や国内の旅行に出かけています。妻や娘たちの希望の場所をあちこちまわるので、忙しい旅になるのが難点ですが。それでも前回ハワイに出かけた時は、誰も知らないようなパワースポットに連れて行ってもらったり、美しい星空を見たり、素晴らしい体験ができました。

入って良かったと思える会に

モットーとされていることは何ですか。

　「有言実行」です。できないことは言わない、口にしたことは実行する。これを基本にやってきました。
　当社は祖父の代に創業し、当時は蚊帳の縫製と輸出を扱っていました。現在は繊維商社として、社員ともども、お客様を第一に考えることを徹底しながら事業を展開しています。
　また、Ｍ＆Ａによって子会社も増やしています。繊維製品や生地プリントの会社のほか、音声案内の会社など他業種の会社も譲り受けて事業拡大に役立てています。繊維業界全体が厳しい状況にあり、将来も不透明な中で、繊維業を続けるとともに、引き続きＭ＆Ａを活用していくつもりです。

では最後に、納税協会の会長としての課題と抱負をお願いします。

　東住吉納税協会は、大阪市内にある19の協会の中では規模の大きい方だと思います。それでも会員増強は重要な課題です。高齢化が進んでいますから、次の世代に理解してもらい、つなげていかなくてはなりません。そのためにも青年部の活発な活動が求められると思います。
　東住吉には長居球技場があり、セレッソ大阪がホームスタジアムとして事務局を置いていることから、協会員になっていただいています。そのご縁で、青年部が主催する小学校での租税教室にセレッソ大阪の選手２名を派遣していただくことができました。大変好評でしたので、今年も選手が教室に来ていただけるよう調整中です。
　租税教室は主に小学校で行っていますが、私が青年部にいた頃には大学生を対象に行ったことがあります。もうすぐ社会人になるという面もあるせいか、学生たちの関心も高く、ディスカッション方式で活発な意見が交換されました。こうした大学での租税教室も、いずれまた開いていかなくてはと思います。
　納税協会本体の方では２年に１度、著名な文化人を招いて講演会を開いており、これには毎回５００〜６００人の会員の皆様が集まってくださっています。入会して良かったと思っていただけるような意義深い講演会になるよう、役員と協議しながら進めています。
　また、いろいろな業種の方と知り合えるのも協会の良いところです。そのため、会合の席などでもお互いに話しやすいような環境をつくっていきたいと思っています。今後も微力ながら尽力してまいりますので、どうぞよろしくお願いいたします。

本日はありがとうございました。