会長訪問

次の世代を育てながら全力で社会福祉に貢献

温泉でストレス解消

休日はどのように過ごされているのですか。

60歳を過ぎてからゆっくり過ごす時間を取りたいと思うようになり、温泉巡りを楽しんでいます。そうは言ってもなかなか長期間の旅行は難しく、飛行機で現地に向かい、１泊だけして帰ってきます。とにかくお風呂にゆっくり入り、おいしい料理をいただくのが楽しみで、これが何よりのストレス解消になっていると思います。
これまでに北海道から沖縄まで全国を巡りました。観光もせずに１泊だけで帰ってくるのでもったいないようでもありますが、心からくつろぐことができる時間です。北海道は登別など、温泉の数も多く格別ですね。
そのほか、運動のために時々ゴルフを楽しんでいます。

健康にも何かと留意されているのですね。

毎朝４時半に起きて体操しています。１時間ほどストレッチと筋トレをし、30分ほど歩くのです。その後、また１時間ほど眠ってから朝食をとるというのが、出勤前の過ごし方です。これはもう毎日の習慣になっています。
朝が早いと寝る時間も早くなりますから、お酒のお付き合いが長くなることもなく、ぐっすり眠れるので、そういう点でも健康に良いですね。

会の魅力を高める

会長のモットーを教えてください。

強いていうならば、コツコツ真面目にということでしょうか。地道にやってきたおかげなのか、これまで多くの方に信頼をいただき、引き立てていただくことができました。 会社設立以来、医療機器のリースを本業に展開しております。企業として利益を出すことができたら、次は社会福祉に貢献していかなくては、という考えを持つようになり、そこで始めたのが老人ホームです。
設立に向けて準備を進め、ハードルが高いといわれる社会福祉法人の認可を受けることができ、2000年に特別養護老人ホーム「淀の里」を開設いたしました。介護が必要な方のための老人ホームとして心をこめたサービスを心がけるとともに、地域の老人会の皆様にもホールなどを開放し、レクリエーションなどに利用いただいています。
その後、ケアハウスとショートステイも開設し、老人ホームに入居されている方への処方のために調剤薬局もつくるなど、事業も広がってまいりました。
今後は若いスタッフに意欲を持って動いてもらえるよう、次の世代を育てていきたいと思っています。

では最後に、納税協会の会長としての課題と抱負をお願いします。

宇治納税協会は、京都府南部の５市５町１村という広いエリアをカバーしています。ですから事業計画も、１か所だけで行っていてはなかなか多くの会員の皆様に参加していただくことができません。そこで、大きな講演会などの事業のほかに、あちこちの会場で小さな事業を増やしていきたいと思っています。
昨年は、地域で日頃開催している税務関係の研修会と併せて健康に関する講演会を実施したところ、好評をいただくことができました。相続問題の研修会とともに、近隣の病院長にお願いして「メタボ＆ロコモ」というテーマで講演を行ったのです。こうした身近な興味あるテーマと税務に関する内容とを同時に行い、それを各地域で実施していくことで、会員の皆様に魅力を感じていただくことができればと思います。
また全ての納税協会に言えることかもしれませんが、役員の世代交代が問題になっているように思います。当協会でも少しずつではありますが、世代交代を呼び掛けております。一度にとはなかなかいきませんので、ゴルフコンペの開催など様々な事業活動を通して協会の魅力をアピールし、会員増強にもつなげていきたいと思っています。

ありがとうございました。